Kind of cotton
FrontPage → Menu → 綿の種類

コットンボールは天の恵み
大地から緑色の芽を出し、すくすく育ち、やがて黄色の大きな花を咲かせ、実がはじけると中から真っ白なコットンボール。人間の生活にとっては切っても切れない関係にある綿はこうやって誕生するのです。
綿は、五千年以上も前から 人類に親しまれている植物繊維のひとつ。現在も、日本における衣料用繊維の 消費量の約40%を占めています。

綿繊維は、リンターと呼ばれる短い繊維とリントと呼ばれる長い繊維に分けられます。リントは種を拡散する際に風に乗る役割を持ちリンターは地上に落ちて種が発芽するまで種を保護し、発芽の際に腐食して肥料となる役割を持っています。このリントを使用して糸が紡がれます。リンターは、キュプラや不織布や火薬の原料として使用されます。残った種子は圧搾されて食用油がとられ、残り滓は飼料や肥料にされます。綿がエコロジーな繊維と呼ばれる理由がここにあります。
天然繊維の中でも多くの人たちに愛用されているコットン。 太陽の光に育まれたコットンの花は、衣料に使用される「リント」、油脂の原料となる「種子」、種子まわりのうぶ毛「コットンリンター」(約10%)に大別されます。
綿の木

アジア綿(和綿) アプランド綿(アメリカ綿)
綿について
綿の木は「あおい科わた属」で栽培は年1回、熱帯・亜熟帯地方の80ヶ国以上で生産され、世界の繊維生産量の40%(2,000年現在)程を占めています。生産に於いては、天候の影響を受ける為、生産量、品質が変動する事があります。
綿はきれいな花を咲かせた後に実が出来、実の周りに繊維細胞が細かく生長し、成熟して殻が弾けてコットンボールとなります。コットンボールを摘み取って、種と繊維を分けて、紡績・製糸へと続きます。
綿繊維の太さはまちまちですが、平均的には、太さは0.01~O.O2mmで、長さは20~40㎜です。断面は中空でリボン状の扁平になっているので、軽くて保温性が有ります。1本の繊維は200~300回の天然のよじれ(天然撚り)が有るので、糸に紡ぐとしっかり絡み合います。又、繊維は通常7~10%の水分を含みますが、水分を除くと94%がセルロースで構成されています。
最近、アメリカでは3年以上合成化学物質を使用しない農地で、一切合成化学肥料を便わずに、栽培した綿花「オーガニック・コットン」が生産されており、環境保護の面から評価されています。
コットンボールのふるさと

綿の分類
| 繊維長 | 種類 | 産地名称 | 用 途 |
| 超長・長繊維 | バルバデンセ | ●エジプト綿 | 稀少品のため、高級衣料素材。 シルクのような風合い。 |
| ●スーダン綿 | |||
| ●ペルー綿 | |||
| ●インド綿 | |||
| ●アメリカ産スーピマ綿 | |||
| ●中国綿 | |||
| ●英領西インド諸島シーアイランド綿 | |||
| ●旧ソ連綿 | |||
| 中繊維 | アップランド綿 | ●アメリカ綿 | 世界の綿の90%を占め、ほとんど の衣料用素材として使用。 |
| ●旧ソ連綿 | |||
| ●オーストラリア綿 | |||
| ●中国綿 | |||
| ●その他(ニカラグア、西アフリカ、エルサルバドル、シリア、トルコ、ブラジル、パキスタンなど世界各地で産出) | |||
| 短繊維 | デシ綿 | ●インド綿 | 世界の綿の90%を占め、ほとんど の衣料用素材として使用。 |
| ●パキスタン綿 |
特徴
- 吸湿性があり、放湿の時に気化潜熱を奪い涼しく感じる。
- 肌触りが軟らか。
- 適度な保温性がある。
- 静電気が起き難い。
- 強度は十分あり、洗濯・漂白が容易。
- 高温のアイロンに耐える。
- 洗濯で収縮し、シワになり易い。.
- セット性はない。
- 可燃性がある。
取扱い注意事項
洗濯により縮むので、アイテムによりドライクリーニングも必要な場合があります。


